電車のつり革

皆さんは電車のつり革といえば、どんな形を想像しますか。
△型ですか?
それとも〇型ですか?
私は普段あまり電車に乗ることがないのですが、△型をイメージします。
でも昔は〇型だったような気がします。
先日、車を運転中にラジオから聞こえてきたのがこの話題。
実は△型のつり革は家庭用アイロンと関係があるそうです。
△型の開発者は、ある時アイロンをかけていると、その握りやすさに気づき、△型のつり革を開発したということです。
△の底辺の部分が平らであることで、乗客はその部分に力をかけやすく、握りやすくなっているのです。
しかし、△か〇か、これには地域の違いがあるようで、関東は△・関西は〇が主流であり、
新しい車両であっても関西は〇型を採用することが多いようです。
以前、大阪で電車に乗り、つり革を掴んだときに感じた違和感はきっとこれだったのでしょう。
〇型のよさは、とっさに掴みやすいということです。
△型=持ちやすい
〇型=掴みやすい
なのです。
そしてその両方の良さを兼ね備えた形のつり革があるそうです。
どんな形か想像できますか?
それは楕円型だそうです。
これを採用しているのが相模鉄道の車両で、グッドデザイン賞を受賞しています。
https://www.g-mark.org/award/describe/43919
とっさの握りやすさと、負担の少ない持ちやすさ、一度握ってみたいものですね。
身近なものの形にはたくさんの秘密がありそうです。
そういう視点を持てる人間になりたいなぁと思います。
(Written by HIROSE)
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